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台湾へ行こう! 3日目

中正記念堂駅の構造は赤坂見附駅に似ている
中正記念堂駅の構造は赤坂見附駅に似ている

早いもので3日目、ご飯も美味しく、(今のところは)気候も穏やか、スギ花粉も無いという素晴らしい風土にメロメロです。

まずは9時に中正記念堂で行われる衛兵交代式を見るべく、またしてもMRTに乗り中正記念堂駅を目指します。 ちなみに台北市内ではかなり綺麗な部類に入るMRT駅のトイレは、改札外からでも駅係員にその旨を伝えれば入場料無しで使用できるそうです。

中正記念堂駅は台北車站から淡水信義線で象山方向に2駅、台北車站から象山に向かう淡水信義線は空いているので、比較的楽に行くことができます。

かっこいい……!(こういうの大好き)
かっこいい……!(こういうの大好き)

中正記念堂は9時の開門直前は混雑するので、写真を取るならばその前が吉。8:50に予鈴(!?)が鳴るので、それを目安にするのがいいかもしれません。

門が開いても、警備の人に内側に進んでいいよと手招きされるまでは階段の下で待たなくてはいけません。中のホールに進むと衛兵交代式です。時間にして僅か7分程度、しかし衛兵の一つ一つの動作に重厚感があり、濃密な体験です。

衛兵交代式写真やビデオの撮影の際は衛兵の正中線の中心、あるいはその右側から撮影するのがオススメです。観光客のすぐ傍が行進のルートに入っているので、列の前方にいれば大迫力を楽しむことができます。

はじめての排骨麺
はじめての排骨麺

お次はちょっと個人的な用事で南京復興駅へ。

用事が済んだら少し早めのお昼ご飯を摂ることにしました。今回はちょうど近くにお店があったので、台湾でまだ食べていない排骨麺を食べることに。

排骨麺というとガイドブックなんかにある麺の上に揚げた肉がドーン!ってのを想像していたのですが、別皿で出てきました。

お肉の方は香ばしく、甘いタレが染みた味で、日本なら鶏南蛮が近い感じでしょうか。

麺はモチモチ、日本のかん水を使う麺とは食感が異なります。また、スープが野菜ベースの優しい薄味です。よくよく考えると、台湾についてから味が濃いすぎると感じたことはありません。個人的には薄味が好みなので、台湾の食事はどれも日常的に食べたいくらいです。

科学技術大學が近いせいか、案内板にも載っている
科学技術大學が近いせいか、案内板にも載っている

実は前から行きたかったのが忠孝新生駅からほど近く、台湾の秋葉原とも言われる光華商場。……秋葉原って今でこそ萌えがメインみたいに扱われてますけど、一応あそこは電気街ですからね?

建物の中は秋葉原と言うより中野ブロードウェイの方が近いでしょうか。色んなテナントが入っていてごちゃっとしています。

近年では中国のベンチャー企業がドローンやバソコン、スマホなどの電子機器の新製品をリリースしていますが、その根底にあるのはこうした電気街付近に位置した社屋でデザインを考案し、試作品を電気街からパーツを買ってスピーディーに作ってしまうフットワークの軽さなのだそうです。

捷運の小銭入れを買ってしまった、かわいいので悔いはない
捷運の小銭入れを買ってしまった、かわいいので悔いはない

一度台北に戻り、折角だから行ってみたいねと話していた台北101へ。淡水信義線で一本で行けるのは楽です。台北一〇一/世貿駅の改札を出てすぐの所に台北捷運のグッズが売っていました。こういうのを見ると観光地感ありますね。

台北101へはほぼ屋外に出ずに行くことができます。直通通路があるのではなく、ビミョーに屋外のコンコースのような所に出ますが、雨には濡れずに台北101に入ることができます。

台北101のチケット売り場は5階、ただしエスカレーターによっては4階で乗り換えが必要になります。チケットがかなりいいお値段だったので今回は登りませんでしたが、チケット売り場の傍に展望台からの眺めを放映している大きなサイネージがあったので、そちらで雰囲気だけ味わうのもアリかもしれません。

食べるのが忙しくて写真はこれしか……
食べるのが忙しくて写真はこれしか……

さて、台湾で食べる最後の夕食はガイドブックに載っていた小籠包のお店、「杭州小籠湯包」にすることにしました。折角JOINT TICKETの乗り放題も残ってますし、遠出もしたいですからね。東門駅と中正記念堂駅の間にあるこちらの小籠包屋さん、なんと日本語もかなり通じます。メニューは伝票を自分で書くタイプですが、こちらは後払い。ご飯物や麺類がメニューにありませんでしたが、二人だと小籠包とプラス1品でお腹いっぱいです。最後にすごく台湾っぽいお店で、とても幸せな旅程です。