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収デンのお品書き(なお品数)

皆さんこんばんは(エントリを開始した時間が21:46なんです)、はるです。

収デンの日付も近づいてまいりまして、そろそろ宣伝の方もさせていただきます。

今回当サークルが頒布するのは

  • インセインSCPシナリオ集「狂外別伝」

の1点となります。

はい、お品書きなんてそんな小洒落たものの出番が必要ないとか言わないでください。

「まーけてぃんぐ」の一環です。「まーけてぃんぐ」。

このシナリオ集はインセインSCP初心者の方に向けたもので、2本のシナリオを収録しています。

まずは1本目、シナリオ集タイトルにもなっている「狂外別伝」から。

こちらは前述の通りインセインSCP初心者向けのシナリオで、「確保」タイプのシナリオとなります。

皆さんはSCP-022-JPをご存知でしょうか。人によっては「すてきなせんせい」という愛称の方が馴染み深いでしょうか。こちら、身振り手振りを含む発話を認識した人物の知識や肉体に異常な影響を及ぼすオブジェクトなのですが、こちらのオブジェクトには報告書内に収容までのタイムラインは掲載されているのですが、収容時のログは掲載されていません。その部分をある種のヘッドカノン、あるいはTaleとして紡ぐのが当シナリオ、「狂外別伝」です。

PC(プレイヤーキャラクター)ハンドアウトは全員が新人のフィールドエージェント、もしくは研究員となっているので、初心者PL(プレイヤー)でも安心して財団職員としてのRP(ロールプレイ)を楽しむことが出来るかと思います。

次は2本目、「財団標準教育課程」です。

こちらはインセインSCPのみならずインセイン自体が初めての方に向けたチュートリアルシナリオです。

あらかじめ言っておきますが、これはルールブックの代替となるものではありません。このシナリオをプレイする際には、別途卓に1冊以上の「インセイン」「インセインSCP」が必要になります。逆に言えば、オフラインセッションの場合はGMが1冊持っていればこのシナリオでチュートリアルを行うことが出来るので、これともう1個シナリオを体験してからルールブックの購入を決めるのもいいと思います

このシナリオは「シナリオ」と銘打ちながらもストーリー性は皆無です。まったくありません。しかしながら、インセインやインセインSCPに含まれる様々な処理を、ルールブックのどこを参照すべきかといったことを含め、シナリオ中で体験することが出来ます。

ゆえに、こちらは純粋にシナリオとは言えず、インセインやインセインSCPの初心者がセッションに参加する前などに一度回していただく、文字通りのチュートリアルとして使っていただくのが望ましいかと思います。

ところで、ですね。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実は私、皆さんに謝らなければならないことがあります。

これです。

Twitterでは140字という字数制限もありきちんとした説明が出来ませんでしたので、一応ことのあらましについて説明させていただきます。

  1. 私が「原稿が完成してから」印刷会社に印刷を注文しようと計画する
  2. 収デン1ヵ月前くらいに原稿が完成する
  3. 収デン前日までに納品されるプランがことごとく(割増入稿みたいなプランを含め)売り切れている
  4. 「やっばどうしよもしかして詰んだ?」
  5. 「いや待て、確か収デンの支援印刷所様がいらっしゃったはず」
  6. 「よっしゃプランが売り切れてないし新書判で刷れる!」
  7. 印刷費を確認する
と、こういう次第です。
ちなみに実際の印刷費の金額については「詳しくは」書きませんが、貧乏学生にはなかなかしんどい金額になりました。500円で頒布すると原価率が99.2%で損益分岐点が100%ってどんな冗談だ。おかげで表紙と本文の紙がビックリするほど豪華になったよ……
そんな訳で、「狂外別伝」は700円にて頒布させていただきます。ホントごめんなさい……これ以上お昼ご飯を削るのは……
微妙にうだつの上がらない気配がする当サークル「Halcyons Floating Nest」ですが、収デン2日目、スペース番号2-22にて皆さまのお越しをお待ちしております。